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クレセリア(シングル)
どうしてもラティオスを見てしまうので基本的には構築に入ってこないのですが食わず嫌いのままでは勿体ないので一応考えてみることにします。(BW2以前に考えたことはあります)
まず自分が採用しない理由として大きいのがラティオスの存在ということなのでそれとの比較をします。
・耐久の数値が高い
・攻撃の数値が低い
・弱点が少ない(氷・ドラゴンが弱点でない)
・耐性が少ない(炎・草・水・電気を半減できない)
・攻撃技が少ない(10万ボルト・雷・波乗りがない)
・補助技の違い(おいかぜ・置き土産etcがなく、トリックルーム・三日月の舞etcがある)
氷が弱点でないことからマンムー・パルシェン・ユキノオーなどに強くなる(パルシェンに関しては殻を破る後の攻撃も耐えることができる)ほか、サブウェポンの冷凍ビームなどにも抜群を取られなくなりローブシンへの(冷凍パンチも考慮した)後出しが安定します。また、ドラゴンが弱点でないことからスカーフ・襷などを持ったドラゴンに強くなる。
ただし、攻撃面の数値が低いために強化流星群のようにマルチスケイルを貫通して倒すことができないことから、ドラゴンジュエル+竜の舞を持ったカイリューには対面では負けてしまう。また、先制を取りにくいため、ガブリアス・ボーマンダの積にも弱く、ラティオスは倒しきれない(倒す前に受けきれず負ける)。
波乗り・10万ボルトといった鋼に一貫する技がなく流星群のような高火力技もないので鋼に対して圧力をかけることができない。そのため目覚めるパワー炎を採用する価値が高い。三日月の舞はマルチスケイルを回復(ステルスロックの影響は受ける)したり、一度消耗した味方を回復できる変わった技で、性質上カイリュー・ローブシンと相性がよく、後者とはトリックルームとの連携も考えられる。
次に具体的な構成を考えてみます。
・サイコキネシス/目覚めるパワー炎/草結び/冷凍ビーム@達人の帯
カラフルな技を揃え、足りない火力を達人の帯でカバーします。配分はCSの、カイリューに先制するため臆病最速(S30個体中)。Sの個体値が下がるため、最速にしてもマンムー・スイクンに対して先制を取りにくいのが惜しいですね。ウルガモス・瞑想持ちに隙を与えたくなければサイコショックを採用しましょう。ただし、ローブシンへの遂行速度が低下します。鋼に対しては目覚めるパワー炎しか撃てないため、ハッサム・ナットレイ以外の相手はできません。エアームドも厳しいです。ソーナンスには冷凍ビームの追加効果を祈ることしかできません。
・サイコキネシス/冷凍ビーム/トリックルーム/何か@オボンの実
対面で瞑想持ち以外のラティオスに勝てるようになり、トリックルームを使う連携も意識したもの。配分はHC冷静の最遅。ほぼローブシンと使うことが前提。これも火力を捨てることはできません。技の余り枠にはソーナンスに抵抗できるどくどく、キノガッサに抵抗できる寝言などが候補でしょうか。
まだまだ書きたいことはありますが、途中保存